社会人になりたての頃(20歳)
1人暮らしをしていた私Uは
お給料だけでは生活していけず、
某飲食店でアルバイトをしていました。
その飲食店はこじんまりとしたお店で
マスターと奥さんとアルバイトは私ともう1人でした。
クリスマスの日、もう1人のバイトは
「彼と会うから♪」
という大変若者らしいベタな理由でバイトを休みました。
なのでその日は3人で切り盛りです。
お店はクリスマスなのでカップルばっかり来店しました。
当時彼のいなかった私はこんな日にバイトしている自分が
虚しく感じられました。
アルバイトを終え、1人きりのアパートへ戻る前に
おやつを買おうとコンビニに寄りました。
すると店内はガラガラ。
買い物客は1人もいません。
閑散とする店内。
しかもアルバイトらしい店員は
いけてないメンズ。
クリスマスにバイトしている人って
やっぱりこのレベルなのか・・・。
自分を棚に上げ、勝手に失礼な発想をしていました。
なぜか一緒にされたくない、という
非常に見栄っ張りな思いから
プリンを2個、シャンメリーも2本、チョコを2個などなど
私はいかにも1人ではないよ、といったような
買い物をしました。
店員さんに見えを張っても仕方がないし
誰と一緒にされたくないのかよくわかりませんが
当時は妙なプライドがありました。
さて、アパートに戻り、
1人虚しくプリンと食べようとした時
電話がかかってきました。
友人からです。
「 暇してるから会いに行ってもいい? 」
即答OKでした。
やった。1人じゃない。
そして友人がアパートにやって来ました。
先程買ったおやつを出しておもてなしです。
プリンでしょ~。
チョコでしょ~。
シャンメリーもあるんだよ~♪
すると友人はボソっと尋ねました。
「 なんで全部二個ずつあるの? 」
「 あ、えーっと・・・。 あのー・・・。 」
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