前回のあらすじ
傷心のお姉さんに名前を聞かれ、
ガブリエルUとラファエルN君になった。
クリスマスの天使です。
そう答えたUにお姉さんは
本当、私にとっては天使だわ。
女性の表情は大真面目。
あ、洒落が通じないくらいブルーになってる。
そりゃそーだ。
クリスマスデートしてたら事故って怪我しちゃったんだもの。
そこへ偶然カップルが通りかかり、
しかも遠い×××村の自宅まで
送ってくれるなんてまさに
クリスマスの奇跡
女性は二人の天使に語りました。
電柱にぶつかって、車がMの形になったんです。
うわー。
うわー。
ジョイトイみたい。
今日はお仕事帰りだったんですか?
ええ。
仕事が終ってから待ち合わせしたんです。
あ、私、Aといいます。
○○会社に勤めてます。
え!
○○会社?
N君が反応しました。
○○会社だったら、もしかして、Tさんって知りません?
あ、T君、知ってますよ。
まじで?
俺、Tさんの中学の時の後輩で、
仲良くさせてもらってるんですよー。
え~、そうなの~!。
私もT君とは部署が違うけど、よく話しをしますよ~。
へぇ~。
凄いな~。
意外な展開。
世間は狭いもんだ。
TさんにNって言えば、俺のことだとすぐわかるはず。
あ、じゃあ、あなたの連絡先はT君に聞けばわかるんですね。
N君、正体ばらしちゃってるし・・・。
Tさんってさあ、学生時代・・・・
え~ホントに~。
N君とお姉さんはTさんとう共通項がみつかり
会話が楽しく弾み始めた。
沈んでいたお姉さんも
いつの間にかタメ口になってるし。
ま、そんなこんなでお姉さんは声が明るくなり、
車内は和気あいあいとした雰囲気になりました。
N君もお姉さんが
「他人」ではなく「身近な人」になったようで
最初に嫌がっていた気持ちはどこへやら。
なので2時間弱の道中も遠いという感覚はなく
喋っていたらあっという間に到着。
無事お姉さんを送り届け、
N君は次の日が仕事ということもあり
その日はこれで終了。
Uも助かった。
次の日、サラリーマンとお姉さんは
N君宅を訪れ、お礼の言葉とお礼の品をくれました。
めでたし、めでたし。
完
この物語はフィクションであり、
実在の人物及び団体とは一切関係ありません。
もし良く似た人物や状況を知っていた人がいたとしても
まったくの偶然であることを強調したい。
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